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われても末に……
万葉の悲運歌
瀬を早み 岩にせかるる 滝川の われても末に 逢はむとぞ思ふ
崇徳院(第75代天皇)が保元の乱に破れ
讃岐へ流されたのちに作られた歌。
一見ロマンティックな恋歌にも聞こえますが
実は。
都(後白河朝廷)への、そして、現世への怨をこめた歌だったり……。